海外FX会社の中でスプレッドが最狭レベルのTitan FX(タイタンFX)。外国為替FX以外にも、株価指数やゴールドのCFD取引がとても使いやすくてお気に入りのFX・CFD会社です。
本記事では現役ユーザーとしてのTitan FXの評価・おすすめ理由について書いてみます。
2022-03-12
※口座種類はブレード口座がおすすめです。スプレッドがとても狭くて使いやすいです。
→ ブレード口座の感想&レビュー
FX・CFD会社としての評価
Titan FXを選んだきっかけ
YouTuberの高橋ダンさんが、
- 金を売れー
- パラジウムを買えー
- イギリスを売れー
- ドイツを買えー
- 原油を売れー
短期口座でのヘッジを度々おっしゃっている姿をみて、
「どこでイギリスを売ることが出来るんだろう?」と調べてみた結果、
《Titan FXを選んだ決め手》
ので、
Titan FXを選びました。
Titan FXは信用できるのか?
評価
Titan FXはFX・CFD会社として信用できます[1]個人の感想です。。
おすすめ理由
- 不満に感じたことがない。
- 日本語サポートの対応が親切。
- 企業として成長している。
現在のところ、Titan FXとの間でトラブルが生じたことはなく、不満を感じたことはありません。後述しますが、不明点への対応も誠実で親切です。唯一難を挙げれば、チャットでもメールでも質問する際には、本人確認のためにTitan FXに登録している名前とメールアドレスを都度都度入力して送信しないといけない点です。
「テキストだけの対応評価のみで企業を信頼できるのか?」と疑問視される方もおられると思います。Titan FXは提供サービス面で成長しています。現時点では一般にオープンされていませんが、仮想通貨での入出金にも対応可能予定です[2]2022-02-15より全面的に仮想通貨による入出金が可能になります。。実際、私は限定ユーザーとしてUSDT(テザー)を証拠金として取引しています。仮想通貨決済を導入するためには大きなコストが掛かるはずです。これからの時代を見据えて設備投資を進めている点で、企業として成長していると感じます。
どんな産業であれ、企業として成長していなければ世間から最も信用されないでしょうから、Titan FXが成長している点でユーザーから信用を得ている、と評価できると思います。
Titan FXは使いやすいのか?
評価
Titan FXはとても使いやすいです。
公式ページでは様々なテクノロジーの高度さ・最先端を前面に押し出していますが、FX・CFD会社にユーザーが求めるのは、
- スプレッドの狭さ
- ストップレベル(損切設定ライン)の近さ
- 約定の速さ
単純にこの3点に尽きると思います。そして顧客満足度としては全て100点です。
もちろん、スプレッドは狭ければ狭いほど嬉しいです。
おすすめ理由
- スプレッドが非常に狭い:どの銘柄も海外FX会社の中では最狭レベル。私が口座開設する前、FXGT, Axiory, XMTradingとスプレッド比較表を作成した結果、総合的に一番狭かったです。国内FX会社とのスプレッド比較は後述。
- ストップレベルが0:FX会社選びの重要な要素。損切ラインを近くに設定できます。
- レバレッジ1~500倍:レバレッジは1倍から設定可能。低レバ志向のユーザーにも優しい。ハイレバは危険ではない理由はこちら。
- 強制ロスカット20%:この水準は大事です。50%以上だとすぐに口座破産してしまいます。
- 追証ナシ:借金を背負わなくて済みます。
- 約定力が強い:非常に軽々しく約定します。気持ちが良いくらい軽快です。
- 会員ページ(クライアントキャビネット)が分かりやすい:第一印象は「たったこれだけ?」というくらいのシンプルさ(下画像)。ガイダンス不要で操作できます。
Titan FXで特におすすめ銘柄
評価
Titan FXは他社と比較しても、圧倒的に少ない証拠金で取引できるので、外国為替FX以外の銘柄でも少額で参入しやすいです。
(例)10000円程度の証拠金で取引できる銘柄
- NASDAQ100(Lot数0.1~1)
- S&P500(Lot数0.1~1)
- 日経225(Lot数0.1~1)
- ゴールド(Lot数0.01~0.1)
- 原油(Lot数0.1~1, 証拠金1012~10120円程度)
- ドル円(Lot数0.01~0.1)
特に、株価指数やゴールド、原油のCFDを少額資金で取引出来るFX・CFD会社は世界的に少ないため、これらの銘柄を短期ヘッジ出来る会社を探しておられる方におすすめです。
IG証券はFX・CFD銘柄が豊富ですが、ドル円4万円、株価指数CFDで30~40万円の証拠金は最低必要となり、参入するには敷居が高く感じます。
Titan FXでおすすめ銘柄
おすすめ理由
楽天FX・CFDとTitan FXを比較すると、口座へ入金する必要証拠金(各画像②)がTitan FXの方が格段に少なくて済みます。
各画像①は損切ラインを同じ個所にした際の損失額です。いずれもほぼ同額の損失額です。
Titan FXでは1回当たりの損失割合は大きくなりますが、予め分割入金する資金管理法をしていれば、
何度でもチャレンジできる機会に恵まれます。
海外・国内問わず、銘柄・通貨ペアの契約サイズが各社で異なるため、下表は契約サイズを統一して比較しています。
楽天FX・CFD | Titan FX | |
NASDAQ100 | 187000 | 3700 |
S&P500 | 52300 | 1050 |
日経225 | 275000 | 5500 |
ゴールド | 1029000 | 41000 |
原油 | 66000 | 10120 |
ドル円 | 45900 | 2300 |
《NASDAQ100:楽天CFDとTitan FXの比較》
《S&P500:楽天CFDとTitan FXの比較》
《日経225:楽天CFDとTitan FXの比較》
※Titan FXの1ロット=100、楽天CFDの1ロット=10のため、楽天CFDを10ロット保有して契約サイズを同じにしています。
《ゴールド:楽天CFDとTitan FXの比較》
※Titan FXの1ロット=100、楽天CFDの1ロット=1のため、楽天CFDを100ロット保有して契約サイズを同じにしています。
《原油:楽天CFDとTitan FXの比較》
※Titan FXの1ロット=100、楽天CFDの1ロット=10のため、楽天CFDを10ロット保有して契約サイズを同じにしています。
《ドル円10000通貨:楽天CFDとTitan FXの比較》
契約サイズについて
FXやCFDでは、1Lotを示すサイズが各社異なる場合があります。
上の例でTitan FXの1Lotを基準にすると、楽天CFDでのロット数は下表のような対応になります。
楽天FX・CFD | Titan FX | |
日経225 | 10 Lot | 1 Lot |
ゴールド | 100 | 1 |
一見、Titan FXでは高額取引をしなければならないように見えますが、
日経225ならTitan FXの0.1Lotが楽天CFDの1Lotと同じ契約サイズになります。
ゴールドならTitan FXの0.01Lotが楽天CFDの1Lotと同じ契約サイズになります。
ですので、上の証拠金表に0.1/0.01を掛けると概算の証拠金を計算できるので、
Titan FXでのロット数を小さくすれば高額でハイリスクな取引にはなりません。
但し、どの銘柄でもデモ口座で最小ロット単位の取引をテスト体験してみた上で、
実際にリアル口座での取引されることを強くおすすめします。
私はこのようなデモ口座でのテスト取引をせず、いきなりリアル口座で未経験のロットを張り、2秒で口座破産した経験があります。
MT5・MT4で契約サイズを確認する方法については、過去記事をご覧ください。
仮想通貨での入出金にも対応予定
評価
先述したように、Titan FXでは仮想通貨での入出金対応を進めています[3]2022-02-15より仮想通貨での利用が一般ユーザーにも可能になります。詳しくは、Titan FXのよくある質問でご確認ください。。私は限定ユーザーとして仮想通貨での入出金を利用していますが、クレジットカードや銀行を介さずに入出金できるので、煩雑さが解消されました。
過去に、Titan FXに某クレジットカードで入金手続きするとカード会社から利用制限された経験があります。わざわざカード会社へ問い合わせて対応手続きを済ませ、口座へ入金完了するまでに1時間以上掛かり、随分と疲れる経験をしました。それ以降、Titan FXには入金しづらい後ろ向きな気持ちになりました。
しかし、今回の仮想通貨への入金対応でFXGT, Bybit, BinanceからTitan FXへ資金を融通しやすくなり、とても使いやすくアップグレードされました。
対応予定の仮想通貨(ソース:Titan FX 日本語サポートによるメール回答)
ビットコイン(BTC), ライトコイン(LTC), ビットコインキャッシュ(BCH), ベーシックアテンショントークン(BAT), シビック(CVC), バンコール(BNT),ミスリル(MITH), チェーンリンク(LINK), メタル(MTL), ファンフェア(FUN), エンジンコイン(ENJ), オーエムジー(OMG), オーガー(REP),イーサリアム(ETH), テザー(USDT), エイオン(AION), カイバーネットワーク(KNC), ジリカ(ZIL)
※2022/1/20時点。変更の可能性あり。
入出金の手数料は無料。ネットワーク手数料(マイニング料、ガス代など)はユーザー負担。
日本語サポートの対応は親切なのか?
対応方法
- チャット
- メール
- 電話
評価
チャットもメールも、日本語対応は日本企業以上に丁寧な表現で問題解決までの回答が的確です。顧客満足度は100点です。チャットは1分以内に日本人スタッフと繋がり、とても分かりやすく回答をもらえます。接客姿勢の面では、国内のあらゆる産業よりも親切で誠実なサポートという印象を持っています。
電話での問い合わせは経験がありませんが、
- +678 27 503:バヌアツ[4]Titan FXが登記している国。南太平洋の諸島。リゾート地。への国際電話
- +64 800 461 269:ニュージーランドへの国際電話
(ソース:https://titanfx.com/about-us/contact)
サポートを受ける順序としては、
- チャットでまず質問してみる
- 会話が込み入ってくる・時間が掛かりそうな雰囲気になれば、
- メールでの回答を求める
この流れがスムーズだと思います。
チャット問い合わせ主流の今の時代では、電話での問い合わせには必要性を感じませんが、国際電話をかけるならSkypeなどアプリを使うと通話料が安く抑えられるようです。
- Skypeでバヌアツへ:Skypeページでの通話料
- Skypeでニュージーランドへ:Skypeページでの通話料
Titan FXのデメリット
特に感じているデメリットはありません。
MT5がTradingViewより分かりにくいという点はFXGTと同じですが、FX会社の問題ではなくMT5というプラットフォームの問題なので、Titan FXのデメリットとはいえません。
OANDAのように、TradingView, MT5両方のツールに対応してもらえると、使い勝手が格段に良くなると思います。
他の要望としては、スプレッドをどんどん狭くしてもらえると、ユーザーとしては嬉しいです(この要望には際限がありません)。
Titan FXをおすすめする理由
おすすめ理由(まとめ)
おすすめする理由をまとめます。
- スプレッドが狭い。
- ストップレベルが0。
- 株価指数の取引が証拠金$100で出来る。
- 強制ロスカット水準20%なので、無理なロットでなければ大きなドローダウンにも耐えやすい。
- 仮想通貨で入金できる。
- 日本語サポートは国内企業以上に親切で丁寧。
- 少額資金(例100ドル、10000円)でも十分トレードできる。
上記以外に、
- ドル指数(DXY)
- VIX指数
を取引できるのも魅力です。どのドルストレート通貨ペアを取引すれば良いのか分からない場合に、
「取りあえず、ドル指数をトレードする」
といった選択もできます。
スプレッドが狭い国内業者をおすすめ出来ない理由
国内FX会社の方がスプレッドは格段に狭いです。スプレッドの狭さだけに着眼するなら国内業者一択です。国内業者は海外業者と異なり、スプレッドで利益を得るビジネスモデルではありません。国内業者は相対取引で利益を得ているため、スプレッドを狭く出来ます。
では、なぜスプレッドが広い海外FX会社を選択するのか理由を述べれば、国内業者へ入金しなければならない資金が多額になるのがネックと感じるからです。
日本ではFX会社の最大レバレッジは25倍までと「金融商品取引業等に関する内閣府令」で規制されているため、多額の証拠金を口座に入金しなくてはいけません。CFDのレバレッジも「金融商品取引業等に関する内閣府令等の一部を改正する内閣府令案」で規制されています。
レバレッジが低くなると必要な証拠金は高くなります。ゆえに、国内FX会社へ証拠金として入金する資金がたくさん必要となるため敷居が高くなります。
「レバレッジ規制は投資家保護」という趣旨は表向きで、「富裕層優遇&国内業者保護」の措置のように思えてなりません。
関連記事:取引相手は市場ではなくプロの国内FX会社だった!「相対取引」とは?
その点、Titan FXなら少額10000円入金で十分な取引が行えます。
ストップレベル0は損切幅を狭くできるメリット
海外FX会社はレバレッジを高くしたりボーナスを大盤振る舞いする代わりに、スプレッドを広くして利益を出すビジネスモデルです。そのため、損切ラインも現在価格より離れた位置にしか置けないルールにしている事例が一般的です。実際に、XMTrading, Axiory, FXGT, GemForexなどのMT5・MT4でデモ/リアルトレードしてみると、抜群のタイミングでエントリーしてもスプレッドが広すぎて損益がなかなかプラスに転じません。また、ストップレベルを広く設定されていて明確な根拠となる位置に損切ラインを置けないケースが圧倒的に多いです。ストップレベルが広いと、損切幅が大きくなり余計な損失が生じます。
Titan FXは他の海外FX会社とは異なるビジネスモデルです。ボーナスを付与せず、派手な広告によるプロモーションも行わない代わりにその分コストダウンを図り、ユーザーに狭いスプレッドとストップレベル0のサービスを提供しています。ストップレベル0だと損切根拠のすぐ近くの位置にストップロスを置けるので、損切幅が小さくて済み余計な損失が生じにくくなるメリットを享受できます(下画像)。私はTitan FXの方針の方が他の海外FX会社よりも良心的だと思っています。
株価指数の証拠金が少額だと資金効率が良い
先述のとおり、国内のFX会社で株価指数CFD取引する場合、口座へ証拠金として入金する資金が高額になります。
- 短期口座はヘッジ目的で使うだけ
という投資スタイルの方にとっては、短期口座に多額の資金を眠らせておくのは勿体ないと感じられる方もおられるのではないでしょうか?
私はこのタイプなので、国内会社で高額な証拠金を眠らせておくより、Titan FXで少額の証拠金を入金してトレードする方が資金効率が良い、と考えています。
また、先述の楽天CFD口座を開設するには、「年収と金融資産を合わせて一定金額以上有する」という条件があります。CFD参入へ敷居を高くしている点があまり良い印象を持てません。「比較的富裕層にしか資格のない投資商品」のような扱いで、富裕層でない人に対してはチャンスすら与えないのは不平等だと感じます。楽天CFDに限らないのかもしれませんが。
繰り返しの説明となりますが、500倍のレバレッジが危険と感じるなら1倍にも設定できます。
レバレッジ1倍設定だと現物と同じボラティリティで取引できます。
これで危険と感じる人はいないと思います。
Titan FXでは、国内業者のようにレバレッジ25倍にも設定できます。
Titan FXデモ口座開設&MT5ログイン設定
Titan FXでリアルトレードする前に、デモ口座でMT5トレードに慣れることをおすすめします。
デモ口座開設方法&MT5ログイン設定については、以下の記事をご覧ください。
リアル口座の開き方は、次の段落へ進んでください。
Titan FXへアカウント登録・口座開設・MT5の設定/使い方マニュアル
アカウント登録・口座の開き方については、以下の記事をご覧ください。
MT5でTitan FXアカウントにログインする方法は、以下の記事をご覧ください。
MT5の最低限の設定と知っておくべき使い方を豊富な画像で簡潔に説明しています。以下の記事をご覧ください。
Titan FX運営会社について
運営会社Titan FX Limitedはバヌアツ金融サービス委員会(会社番号:40313) に登録されています。バヌアツ共和国は南太平洋諸島に位置するリゾート地・イギリス連邦加盟国です。私が調べた範囲では、海外FX会社は諸島のリゾート地に登記する例が珍しくないです。私がビットコインFX取引所としておすすめしているFXGT、特典がユニークなOverbit、FX会社最大手のXMTrading運営会社、これらはいずれもセーシェルに登録していて、セーシェル共和国は東アフリカ沖に位置するリゾート地・イギリス連邦加盟国です。
海外FX業者に不安を覚える方は、日本国内FX会社と海外FX業者のどちらが良いのか?をご覧ください。
Titan FXに興味を抱かれたら、まずはデモ口座を開いてMT5の操作性・取引のしやすさなどを確認してみてから検討される手順をおすすめします。
関連記事:Titan FXの使い方・利用方法 - 分かりやすい順序で一覧表示されます。
本記事がお役に立てれば嬉しく思います。
2022-03-12
口座種類はスプレッドが更に狭いブレード口座がおすすめです。
→ ブレード口座の感想&レビュー
脚注
↵1 | 個人の感想です。 |
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↵2 | 2022-02-15より全面的に仮想通貨による入出金が可能になります。 |
↵3 | 2022-02-15より仮想通貨での利用が一般ユーザーにも可能になります。詳しくは、Titan FXのよくある質問でご確認ください。 |
↵4 | Titan FXが登記している国。南太平洋の諸島。リゾート地。 |
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