【窓の断熱：カーテン編】遮熱UVカットミラーレース＆断熱カーテンライナーの効果

今年（2023年）の４～5月の2か月間、家族の部屋の断熱対策に取り組んでいました。
こういう作業は過ごしやすい気候がやりやすい、と思います。
ジメジメまたはカンカンに暑い部屋では、やる気も失せてしまいます。

断熱対策の内容は、

1. カーテンで断熱対策（本記事）
2. プチプチで断熱対策

今回は最もお手軽でできるカーテンでの断熱対策編です。
専用のリーズナブルなカーテンを購入し、吊り下げるだけ。

5年前に窓の断熱作業の経験はありますが、素人の効果レビュー・やり方なので、
ご了承ください。

カーテンで断熱効果を得られる理屈については、文末をご覧ください。

本当に断熱効果はあるの？

※客観的な測定はしておりません。個人の感想レビューです。

遮熱断熱UVカットミラーレースカーテンの効果についてレビュー

販売ページの説明通りに、室外からの熱気や冷気を遮り、室内での保冷保温効果を実際に感じられます。
宣伝文句を素直に受け入れても、納得のお買い物になると思います。

冷気への断熱効果

私が部屋の断熱対策に初めて取り組み始めたのは2018年秋だったのですが、例年なら肌寒さが始まるシーズンなのに、

• 今年は夕方に上着を羽織らなくても過ごせる
• 日中の暖かさが夜遅くまで持続する

と、驚いてしまいました。

熱気への断熱効果

夏季の日光に対しても、例年眩しくて暑く、

• とても部屋で過ごしていられない

と、非常に苦慮していたので、眩しさや暑さが劇的に緩和され、
部屋で過ごしやすくなりました。

これまで目が痛くて突き刺さるような日差しだったのですが、このカーテンを通過した日光は優しく和らいだ日差しに変化して、部屋に届きます。

プライバシーへの効果

夜は外から部屋の中が見えないので、居心地の良い住環境になりました。

室内の明るさは？

一般のレースカーテンよりも部屋が明るくなるのを体験しました。

初めて設置した2018年当時は、
「レースカーテンを変えるだけで、こんなに部屋の明るさが変わるの？！」
と、びっくりしてしまいました。

「幸せな光が降り注ぐ」というのが、第一印象でした。

マイナス面は無いのか？

私自身、繊維分野がとても弱いので気づいた範囲内のマイナス面は、

1. 繊維の密度が高い分、埃の吸着力が強い。
2. 屋外からこのカーテンを見ると、人によってはテカリが気になるかもしれない。

道路に面しているなど、人目に付く側に吊るすカーテンをご検討の方なら、色々な商品をリサーチされるのがベターだと思います。

断熱カーテンライナーの効果についてレビュー

こちらの商品も販売ページの説明通り、窓とカーテンの間に空気の層を作って「二重窓の原理」が働くため、
熱気冷気共に、遮ってくれているのがよく分かります。
花粉や埃もブロックしてくれます。

今では、この透明カーテンが無いと安心して過ごせません。

どんなカーテンを選べば良い？

遮熱断熱UVカットミラーレースカーテンならこの商品

• 遮熱断熱UVカットミラーレースカーテン

私が購入した商品はもう製造されていないので、その後継商品をご紹介しています。

購入理由は、販売ページの科学的説明イラストと帝人ブランドと日本製。
普段縁遠い分野の商品なのであまりリサーチに労力を割きたくない気持ちもあり、
「とりあえず信頼できそう」という程度の購入動機。

販売ページでグラフや画像を用いた説明もかなり丁寧・良心的で、「信用できる専門店さん」という印象を持ちました。

断熱カーテンライナーならこの商品

• 明和グラビア MEIWA 断熱カーテンライナー(採光クリアN) 100cm×225cm 2枚セット クリアー

購入季節によって価格は大きく変動しますが、需要が高まるシーズンなら、
近所のホームセンターよりAmazonの方が安かったです。

2018年時はニトムズ冷気ストップライナーを購入しましたが、
今年（2023年）は3倍以上値上がっているので、
明和グラビア製を購入することにしました。

カーテンの取り付け方

色々な取り付け方があるとは思いますが、
私は遮熱断熱ミラーレースカーテンのフックに断熱カーテンライナーの穴を通した後、
そのまま遮熱断熱ミラーレースカーテンをフックに取り付けます（赤矢印）。

この取り付け方をすると、２つのカーテンは常に連動し、開閉が楽になります。
カーテンレールを３本にしなくて、２本のままで済みます（カーテンレールが無い場合は後述）。
その反面、断熱カーテンライナー越しに外の景色を眺めることは出来ません。

遮熱断熱ミラーレースカーテンを購入する方なら、日中は閉め切って使うでしょうから、
「外の景色を犠牲にしても構わない」
とお考えの方が多いのではないでしょうか。

カーテンサイズの測り方

遮熱断熱UVカットミラーレース、断熱カーテンライナー、どちらも、
「どの規格サイズに当てはまるのか」
を知れれば良いので、

• iPhone標準アプリ「計測」

を使って窓サイズを測ります（下画像）。

アプリの使い方は、Apple公式サポートをご覧ください。

カーテンレールの無い部屋の場合

伸縮式のカーテンレールを購入して、適切な位置に取り付けます。

＜作業に向けてのコツ＞

• 私は一人で作業しましたが、２人以上で作業すると３倍以上効率的になると思います。
• 電動ドライバーはコードレスでないと、取り回しが重くてしんどいと思います。
• 手動ドライバーでは、作業が大変だと思います。

＜必要なもの＞

• カーテンレール（上画像の商品）
• 電動ドライバー（コードレス）
• 千枚通し（収納式が安全だと思います）
• 木槌（または金槌）
• 脚立（3段の高さが必要です）

＜取付方法＞

1. カーテンレールを目的の長さに伸ばして固定する。
2. 脚立に上って、取付位置に千枚通しで軽く穴を空ける。
3. ビスを取付しやすくするために、木槌で千枚通しを叩き、穴を深める。
4. 電動ドライバーでビスを押し込み、ブラケットを取り付ける。
5. 全てのブラケットを上記１～４を繰り返して、取り付ける。

※上記手順、２～３で穴を空ける角度は、心持ち斜め上15度から差し込むように空けると、成功しやすくなると思います（下画像）。逆に、斜め下から差し込むと、カーテンレールの重みで抜けやすくなる可能性があります。

（理屈）なぜ、カーテンで断熱対策ができるのか？

断熱カーテンライナーのパッケージイラストが断熱の仕組みを知るのに、分かりやすいと思います。

1. 右側のイラストの順序で各カーテンを吊るす。
2. カーテンとカーテンの間には断面的に空気層ができる。
3. それぞれの空気層の内側と外側では、左側のイラストの現象が生じる。

上のイラストを実際に撮影したのが、以下の画像。

ちなみに一番内側の夜に使う厚手カーテンは、今回の家族用に以下のカーテンを買いました。

• 省エネ節電カーテン カーテン くれない 「K-wave-D-plain」40色 遮光カーテン 防炎 断熱 カーテン 遮光 1級

最近のカーテンは価格が安いのにホテルカーテンのような質感・高機能なので、
嬉しいです。

カーテンによる断熱対策だけではエアコン効率アップが心もとないため、
次回は「プチプチによる断熱対策」を書きます。

2023-06-29 追記
関連記事 【窓の断熱：プチプチ編】効果がアップする貼り方（材料・向き・手順）

本記事のコンテンツは以上です。
お役に立てれば嬉しく思います。