TradingViewの初期設定を済ますと、次にウォッチリストの編集を行います。
手順の流れは、
- デフォルトで表示されている不要なシンボルを削除。
- 必要なシンボルをウォッチリストに追加。
- 重要度順にシンボルを並べ変える。
本記事では「ドル建てビットコイン(BTCUSD)」を例としているので、
についても触れています。
ウォッチリストの見方
不要なシンボルを削除する
初めに不要なシンボルを削除します。
シンボルの上にマウスポインタを当てると「×」マークが表示されるので、
クリックして削除します。
セクション&シンボルを移動する
セクションやシンボルをマウスでドラッグすると、
任意の位置に移動させることができます。
重要度順に並べます。
セクションの名前を変更する
- セクションの上で右クリック。
- 「名前の変更」を選択。
セクションを追加する
- シンボルの上で右クリック。
- 「セクションの追加」を選択。
シンボルを追加する
「+」マークをクリック
シンボルを検索
「BTCUSD」で検索すると世界中の取引所が表示される[1] … Continue readingので、
取引所を選んで「+」マークをクリックして
ウォッチリストに追加します。
シンボルにフラグを付ける
フラグの付け方
シンボル名の左端をクリックするとフラグを付けられます[2]無料版TradingViewでは1種類「赤」のみ。
とりわけ重要なシンボルにフラグを付けておくと、分類化できて便利です。
スマホやタブレットなど他のデバイスでもフラグは同期されます。
フラグ一覧の見方
◆ウォッチリスト>レッドリスト
フラグ付きシンボルが一覧表示されます。
以上でシンボルの編集は完了です。
以下はBTCUSDで揃えておくと便利なシンボルの追加方法をご紹介します。
BTCUSDトレードで揃えておくと便利なシンボル
シンボルがたくさん並んでいると集中しづらいので、BTCUSD関連シンボルを3つに絞ります。
- BTCUSD(上述の手順)
- BTC CME先物
- BTCドミナンス
CME先物BTCUSDを追加する
「BTC」で検索して先物ボタンをクリックすると、CMEが表示されます。
CME先物とは?
CMEとはアメリカ・シカゴに所在するデリバティブ取引所の名前です。
BTCはこの取引所で先物商品として扱われています。
BTC取引市場が24時間365日開場されているのに対し、
CME先物取引は土日休みとなるため週末のBTC値動きとギャップが生じます。
このギャップで空いた値幅を「CMEの窓」と呼び、
月曜日7時頃以降(日本時間)からCMEの窓埋めが警戒されます。
したがって、月曜日早朝からBTCトレードする人はCMEの窓を一応確認しておいたほうが、
急落に巻き込まれるリスクを限定することができます[3]月曜日CME開場時に窓が市場レートよりも上方に位置している場合は、急騰リスクもあります。。
BTCドミナンスを追加する
BTCで検索して「指数」ボタンをクリックすると、「BTC.D」が表示されます。
BTC ドミナンスとは?
BTC ドミナンスとは、仮想通貨(暗号資産)マーケットにおけるBTCが占める時価総額の割合を指します。
割合が高いとBTCに資金が流入しているため出来高が多く取引が活発となり、レートが上昇します。
逆に割合が低いとBTCへの資金が逃げていますので出来高が細り、レートは下落します。
とりわけ意識する必要はないのですが、急落や暴落時には回復を見込む指標としてトレーダーは活用します。
参考ページ:CoinMarketCap 総時価総額のパーセンテージ(ドミナンス)
BTCに対して強いアルトコインの探し方
BTCに対してアルトコインが強いか弱いか、チャートで判断できます。
例えば、ETHがBTCに対して強いのかを調べるには、「ETHBTC」と検索しチャート表示します。
チャートが上昇していれば、ETHはBTCに対して強いことが分かります。
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本記事がお役に立てれば嬉しく思います。
関連記事:TradingViewの使い方・利用方法 - 分かりやすい順序で一覧表示されます。
脚注
↵1 | 目的の取引所が無ければ便宜的に大手取引所を選びます。値動きに大差はありませんが、ごく稀に突発的な大きな変動で取引所ごとに値幅が違う場合があります。 |
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↵2 | 無料版TradingViewでは1種類「赤」のみ。 |
↵3 | 月曜日CME開場時に窓が市場レートよりも上方に位置している場合は、急騰リスクもあります。 |
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