前回は「BinanceでUSDTをセービングする方法」を書きました。
2000ドルまでの年利7%の枠が埋まったので、バイナンスUSD(BUSD)でも年利7%でセービングすることにしました。
今回は「BinanceでBUSDをフレキシブルセービングする方法」について書いてみます。
この記事の目的
本記事はBinanceのフレキシブルセービングを推奨・勧誘する目的で作成したわけではありません。
- 「日本の銀行口座で動く予定がなく、利息も0に等しい遊休資産・休眠預金のような状態になっている金融資産を、こんな形で運用すれば毎日少しでも金利が付きますよ」
というご紹介目的で作成しています。
詳しくは、BinanceでUSDTをセービングする目的をご覧ください。
BUSDフレキシブルセービングの手順
- Binance口座を開設
- Binanceへ入金
- BinanceでUSDTを得る
- BinanceでUSDTからBUSDに交換・両替
- BUSDフレキシブルセービングを申し込む
- 2日後に利息を得る
フレキシブルセービングの概要
USDTセービングと重複するため、下記リンク先にてそれぞれご確認ください。
なぜバイナンスUSD(BUSD)を選ぶのか?
BUSDはステーブルコインだからレート変動の心配ナシ
BUSDはUSDTと同様にレートが変動しない[1]為替リスクを除く。米ドルと価格が連動するように運用される。ステーブルコインだからです。さらに、BUSDはUSDCのように米ドルと1対1で裏付けされ、ニューヨーク金融サービス局 (NYDFS) によって承認され規制を準拠した仮想通貨です。
ですので、USDT以上に信頼が置ける[2]USDTの裏付け資産の内訳には、「品質のよく分からない信用資産」に投資されていることが問題視されています。と感じました。
冒頭でも書いたように、USDTセービングは年利7%枠(2000ドル分まで)を超えました。それ以上セービングしたければ、別の銘柄を選ぶ必要があります。その際に見つけたのがBUSD7%枠[3]2022-03-03現在の金利。でした。
いくら金利が高くても草コインや値動きの変動が激しい仮想通貨を保有するのは嫌なので、BUSDを調べてみると、米ドルと1対1の裏付けがあるステーブルコインということを知り、BUSDに対する不信感が全て解けました。
米ドルと1対1の裏付けについてはこちらの説明をご覧ください。
ステーブルコインなのに利回りが高い
米株指数S&P500に20年間投資して年8%の利回りといわれています。BUSDフレキシブルセービングなら投資に回して資産をリスクに晒すことなく、年7%[4]2022-03-03現在の金利。後日変動する可能性があります。のリスクオフで運用できます。
利回りは十分に高いと思います。
BUSDに適用される年利(APY)
Binanceフレキシブルセービングの年利は階層別に下記のように適用されます[5]2022-03-02現在のAPYです。後日変動する可能性があります。。
BUSD | APY |
0-500 | 7% |
500-20000 | 1% |
>20000 | 0.4% |
500ドル分までなら7%のAPYが適用されます。
Bybitの積立ステーキングでは、APY4.5%[6]2022-03-03現在のAPY。なので、500BUSD超過分はBybitで運用しておくのも良いかもしれません。
私は今のところ、Binanceで500BUSDのみですがBybitでの運用も検討しています。
Binance登録・口座開設・本人確認
具体的な方法は、以下の記事をご覧ください。
Binanceに入金してテザー(USDT)に交換・両替する
手数料無料で国内取引所から送金してBinanceに入金後、テザー(USDT)に交換・両替する方法は、以下の記事をご覧下さい。
USDTでBUSDを購入する
2.通貨ペア「BUSD/USDT」を選ぶ(赤枠部分)。
3.USDTでBUSDを購入します。
指値だと約定まで時間が随分掛かるので、私は成行で購入しました。
Binanceで仮想通貨現物トレードの具体的な操作方法は、以下のページをご覧ください。
BUSDフレキシブルセービングを申し込む
1.ウォレット>フィアットと現物>BUSD>収益>フレキシブルセービング
2.フレキシブルセービングに充てる数量(7%枠の500)を入力し、承認をクリック。
3.注文>収益履歴で注文が通っているのか確認します。
4.有効注文として一覧に表示されています。
5.ウォレット>収益ではBUSDが一覧に表示されているので、フレキシブルセービングの準備に入っている状況が分かります。
6.上の画像を拡大。
7.自動振替をONにします。ONにすると利息を再投資に回せて複利運用できます。
8.自動振替をONにすると、下のようなダイアログが現れます。
以上でBUSDのフレキシブルセービング定期登録は完了です。
2日後に利息が分配されます。
セービングを解除(償還)する
USDTフレキシブルセービングと同じ手順です。
以下の記事をご覧ください。
冒頭でも書きましたが、Binanceのフレキシブルセービングをお勧めするつもりはありません。単純に、「こんな運用方法がありますよ」という紹介程度の気持ちで本記事を作成しました。
USDTのセービングはこちら。
今回の新たな発見は「BUSDは素晴らしいステーブルコイン」という点でした。
米ドルの裏付けがあり、ニューヨーク規制当局からも承認されているのでとても信頼できます。さらに他の取引所への送金手数料が安い仮想通貨なので、USDTやUSDCをBUSDに替えてBinanceからBybitへ出金・送金すれば、35ドル分もの手数料は掛からず、0円で送金(BEP20)できます。
これからは抵抗なくBUSDを利用できそうです。
関連記事:Binanceの使い方・利用方法 - 分かりやすい順序で一覧表示されます。
本記事がお役に立てれば嬉しく思います。
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