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【Bybit】仮想通貨現物・BTCUSDTトレード操作方法

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Bybitは2021年後半から仮想通貨現物の取り扱いを強化してきました。勢いが猛烈だったのでBinanceを追い越すビジネス展開を本格的に開始した、と感じました。

デリバティブ取引とはインターフェースが少し違う「Bybitの仮想通貨現物・BTCUSDTトレード利用方法」について書いてみます。

Bybitで仮想通貨現物取引を始める前の注意点

現物取引だけならBinanceを

現物トレードだけをするならBinanceをおすすめします。理由は次の2点です。

  1. Binanceの方が取引手数料が安い
  2. 価格が下落して仮想通貨現物が塩漬けになった場合、Binanceではセービングなどの資産運用対象になる銘柄が豊富

取引手数料の比較については、後述をご覧ください。

Bybitでは積立ステーキングなどで仮想通貨現物に金利付けて収益を得るサービスがあります。しかし、Binanceのセービングと比較すると、対象となる銘柄は少ないです。

例えば、仮想通貨OMG現物の価格が長期間下落しているとします。BybitのByiFiセンターではOMGを預け入れて金利を得られるサービスがありません。単なる塩漬け期間になってしまいます。一方、BinanceではOMGをセービングに預け入れて年利5%[1]2022-02-21現在。の金利を得られるチャンスがあります。

このようにBinanceで仮想通貨現物を取引する方が、下落局面において救済措置を施せる可能性が広がります。(Binance.comはこちら)

但し、取引所の外へ送金する際の手数料は全体的にBinanceの方が高い[2]例えば、USDT出金の場合、Binanceの手数料は35USDT、Bybitの手数料は10USDTになります。ので、一旦Binanceへ資金を入れると出金しにくい状況になります。

Bybitは他社と比較してデリバティブ取引の発注がしやすい取引所です。デリバティブで短期投資、現物で長期投資、積立ステーキングで金利、3つのサービスを上手に組み合わせて利用されるのをおすすめします。

関連記事:Bybitサービスの全体像が分かる

仮想通貨現物だけのためにBybitを利用すると、塩漬け期間に何も生み出さない時間を過ごすリスクがあります。

Bybitで買っても良い仮想通貨現物

先述のように塩漬けになった場合を考慮すると、Bybitで購入しても良い仮想通貨現物は「ByFiセンターで運用できる銘柄」が良いと思います。運用できる銘柄はByFiアカウントで確認できます。

但し、どんな仮想通貨現物購入にも言えることですが、購入を検討している仮想通貨の実態について詳しく知るのは投資家の責務ですので、「Bybitに上場しているから安全」という軽い気持ちで購入(投資)すると、詐欺プロジェクトに引っ掛かるリスクがあります。

ByFiセンターで運用できる銘柄の中でも、

  • 自分でよく調べて、購入検討している仮想通貨を詳しく理解しておく。
  • 世界中のユーザーから支持されている信用度。

これらに注意しながらBybitで購入する仮想通貨現物を選ばれると、投資リスクが低減されると思います。

現物購入後はすぐに損切設定しておく

Bybitで仮想通貨現物を購入したら、すぐに「条件付き注文による損切設定」で売却注文を発注する習慣が大切です。この損切設定をしていないと、1週間で40%下落する事態[3]2022-01-17 Bybitで購入したOMG現物が8日後に42%ドローダウンを体験済。に陥る危険性があります。

Bybitに限らずBinanceでもストップリミットで損切設定して、逆指値注文を発注しておくと、価格下落局面で損失を限定的にすることができます。

現物取引とデリバティブ取引の違い

取引内容の違い

現物取引とデリバティブ取引の取引内容面での違いは大きく分けると、以下の3点です。

  1. ショートで利益を出せるのか?
  2. レバレッジを掛けられるのか?
  3. 取引で実際の資産を保有できるのか?
現物取引デリバティブ取引
ショート×
レバレッジ×
保有資産になる×

現物取引は「安く買って高く売る」のみ、ショート無し

現物取引ではビットコイン(BTC)をショートして後で買い戻して利益を得るという注文方法はできません[4]デリバティブ取引においてショートを勧めているわけではありません。ショートは高いリスクを伴う注文方法です。

  • BTCをロング(買い)する
  • ロングしているBTCを売却する

差金決済取引ではないため、「資産を保有し、手放す取引」になります。
したがって、

  • 安く買って高く売る

これ以外に利益を得る方法はありません。

現物取引にはレバレッジ無し

現物取引はデリバティブ取引とは異なり、証拠金を担保としてレバレッジを掛けて自己資金より大きいロット数量を取引する内容ではありません。

  • 現物取引とは、常に1倍、自己資金の範囲内だけでするトレード。

現物取引は実際の資産を保有する

「BTC現物トレードして購入する」とは、実際にテザー(USDT)を支払ってBTCを購入しています。
保有資産の流れを図式しますと、

  • 日本円→USDT→BTC

という流れで金融資産が変化していってます。
実際に保有していた日本円の現金をBTCという資産に変えて保有することになります。
ですから、後日BTCが購入時よりも価格上昇すれば含み益を得られる資産に成長します。

これに対し、デリバティブ取引においてBTCUSDTトレードで「買い」注文しても、実際にBTCを購入しているわけではありません。取引で増減するのは証拠金のUSDTです。
BTCを「買い」によって保有資産になる取引ではありません。

このような取引内容の違いから、

  • 仮想通貨現物取引は長期投資向きの金融商品

といえると思います。

取引手数料の違い

Bybitでは現物取引の方がデリバティブ取引よりも、取引手数料は高いです。

《Bybit現物取引とデリバティブ取引手数料の比較》

現物取引デリバティブ取引
メイカー(指値)0.1%支払う0.025%もらえる
テイカー成行0.1%支払う0.075%支払う
取引手数料は売り・買いの片道注文の場合。決済すると、両方の注文に手数料が掛かります。

詳しくはBybit公式ヘルプをご覧ください。

現物取引で資金調達料・口座管理維持料は掛かるのか?

現物取引は自分の資金の範囲内で取引しているので、Bybitから資金を借りているわけではないため、資金調達料は掛かりません。
現物BTCを購入してBybit現物アカウント口座内で数か月・数年保有し続けても、金利や口座維持管理料など掛かりません。

但し、損切設定のための「条件付き注文での売却」を発注しておくのは、とても大事です。
BTC購入したらすぐ損切注文を出しておくくらいに大事です。

仮想通貨の世界では、価格が逆行すると1週間で40%下落も当たり前の相場なので、含み損が大きくならないうちに損切する習慣が大切です。

現物取引とデリバティブ取引、どちらのトレードを選べば良いのか?

結論

私の考えは以下です。
投資目的や投資家タイプによって、どちらの取引を選択するかは分かれると思います。

  • トレードに慣れていない人や長期投資目的の人は、現物取引を。
  • ある程度チャートが読めて相場観も養い、短期投資目的の人は、デリバティブ取引を。
現物取引デリバティブ取引
投資期間長期短期
投資家タイプ投資初心者相場観のあるトレーダー

ここでいう長期とは3か月~3年、短期とは数秒~1日、という時間軸です。
但し、ベテラントレーダーでも負けるのが相場なので、自己責任での判断をお願いいたします。

多くのトレーダーは資産の半分を失う

トレードのデモ口座で相場観を養わずにデリバティブ取引をすると、間違いなく負けると思います。
多くのトレーダーは資産の半分まで減らす経験を経て、その間様々な体験をしながらトレードスキルを身に付けられています。
私も例に漏れず資産を半分まで減らしました。

BTC現物を買うとは、「現金・ステーブルコインより価値が高くなる」価値判断

現物BTCUSDTトレードとは、

  • USDTでBTCを購入する
  • BTCを売却してUSDTに両替する

という行為です。つまり、

  • USDTよりBTCの方が価値が高くなると考えるからBTCをステーブルコインで購入する
  • USDTよりBTCの方が価値が低くなると考えるからBTCを売却してステーブルコインに両替する

USDTは米ドルと連動するので、

  • ドル保有とBTC保有、どちらの選択が利益を生むのか

という二択の判断で現物BTCを購入・売却します。
購入すれば現金に代わる(あるいはステーブルコインに代わる)資産となるので、現物株式と同様に、

  • 現金保有よりも価値が高い

という価値判断からBTCへ投資するので、ある程度長期投資の目線が必要です。
よって、現物トレードはスキャルピングデイトレードには不向きな投資、というのが私の考えです。

  • 「現物を保有するなら3~6か月保有して、数週間の下落では損切しないくらいの心構え」

が長期投資には大切だと思っています。
但し、仮想通貨の変動性はとても激しいため、現物を購入したらすぐに条件付き注文(逆指値)を出して損切設定しておくのも必須です。BTC購入前には節目となる価格の水平線を引いて、そのラインを下回れば条件付き売却を発注しておくと、リスクを小さくすることが可能です。

現物取引手数料

  • メイカー(指値):0.1%
  • テイカー(成行):0.1%

片道の手数料です。1日で購入・売却を1回ずつすると、買い手数料0.1%・売り手数料0.1%、それぞれ掛かります。
買いと売りの約定価格が違うので、一概に往復0.2%とはいえません。

《取引手数料の計算方法》

約定数量×0.1%

詳しくはBybit公式ヘルプをご覧ください。

《Binance取引手数料との比較》

Binanceの現物取引手数料は、メイカー・テイカー共に0.1%でBybitと同じですが、BNB手数料控除を利用すると、メイカー・テイカー共に0.075%となるので、Binanceの方がBybitより安くなります。Bybitでデリバティブ取引はせずに現物取引だけを目的とされている方は、Binanceの方が使いやすいかもしれません。Binance.comはこちら。

詳しくはBinanceの取引手数料をご確認ください。

デモ口座で練習する

いきなりリアル口座でトレードしようとしても、上昇局面のエントリータイミングをなかなか掴めないと思います。Bitcoin現物は安く買って高く売る以外に利益を出せません。Bitcoinに限らずアルトコイン現物、株式現物も購入タイミングはとても難しい相場です。特に仮想通貨は購入して1週間後に40%下落もあり得る相場です。

TradingViewチャートに水平線トレンドラインチャネルを描いて相場観が身に付くまで、デモ口座での十分な練習をおすすめします。デモ口座はビットコイントレード初心者だけでなく、他の取引所から移ってきたトレード経験者の方も操作や注文方法に慣れるメリットがあります。

デモ口座の開設方法は、以下の記事をご覧ください。

現物アカウントにテザー(USDT)を入金する

BybitでUSDTをクレジットカードで購入すると手数料が掛かり高く購入することになります。
クレジットカードと送金によるUSDT購入料金比較表はこちら。

Bybitへの入金方法は、以下の記事をご覧ください。
送金手数料・ネットワーク手数料、共に無料で入金できます。

現物アカウントの保有資産としてUSDTを確認するには、以下の記事をご覧ください。

現物BTCUSDTをトレードする

現物トレード画面に入る

トレード>USDT>BTCUSDT

Bybit-Stocks-1

現物トレード画面の見方

チャート画面(画像①)

  • スタンダード:Bybit自社のチャートツール
  • アドバンス:TradingViewをBybit仕様に限定したもの

左の赤い枠のつまみをクリックすると、描画ツール測定ツールなどが現れます。

TradingViewをおすすめします。おすすめ理由はBybitデモ口座のデリバティブではTradingViewをおすすめをご覧ください。

TradingViewの使い方は、以下の記事をご覧ください。

特にBybitのTradingViewで大事な設定はデリバティブと同様に以下の2点です。

  1. 「バーの終値までのカウントダウン」を設定する。
  2. タイムゾーンを東京に設定する。

関連記事:ローソク足確定までの残り時間・タイムゾーンなどを設定

取引板(画像②)

売りと買いの勢いがグラフで示されます。
価格をクリックすると注文パネルの価格入力欄に反映されて、指値注文をしやすくなります。

指値注文すると注文価格に赤い点が現れ、取引板に自分の注文が載っているのが確認できます。

注文(画像③)

BybitではBinanceのように「1000USDT分のBTCを購入」というような注文方法が出来ません。この買い方をするには、

  1. 現物アカウントに1000USDTを入金(残りの資金はByFiアカウントの積立ステーキングで運用しておく)
  2. スライダーを100%にする
  3. BTCを買う

BTC売却の場合は「売り」をクリックして選びます。

この「何ドル分購入」という注文方法が出来ないと、後日含み益や含み損が分かりにくくなります。
購入時より「何%上昇・下落」で含み益や含み損を計算するので、数量だけで購入する注文方法だけでは不便に感じます。日本国内の大手取引所でも「何円分購入」ができるのは高く買わされる販売所だけのケースが多いです。

その点、Binanceでは「何ドル分購入」「何ドル分売却」という注文方法もできるため、親切だと感じます。
Binance.comはこちら。

◆指値注文

価格を指定して注文するので、約定するまで順番待ちの時間を要します。
500USDT分購入する場合はスライダーを50%にします。

「BTCを買う」をクリックすると、確認のダイアログが現れます。

◆成行注文

今すぐ約定を希望する場合の注文方法です。価格は指定しません。

成行注文も確認のダイアログが現れます。

◆条件付き注文(逆指値注文)

ある価格に達したら、買い・売りの注文を出す方法です。

  1. トリガー価格:この価格に達すれば、注文を出す
  2. 注文価格
    • 指値:トリガー価格に達すれば、この価格に指定して注文を出す
    • 成行:トリガー価格に達すれば、成行注文を出す
  3. 数量

条件付き注文の特徴は、

  • 現在価格よりも高く買う
  • 現在価格よりも安く売る

一見損する注文方法に見えます。使うシチュエーションで代表的なのは、

  • 買い:ブレイクアウトすれば上昇トレンドに入る直前(三角保合いや上昇フラッグの上抜け)
  • 売り:損切ラインの設定

とりわけ仮想通貨現物はショートで利益を出せないので、損切ラインの設定は大切です。
「この価格を下回ったら売却」
という条件付き注文を忘れないでください。
BTC購入後すぐに条件付き注文で売却を発注する習慣が大事です。

条件付き注文も確認のダイアログが現れます。

注文の確認・キャンセル/過去の注文/取引履歴(画像④)

現在の注文:赤枠部分で注文をキャンセルできます。手数料は掛かりません。

過去の注文:キャンセル注文も一覧に表示されます。

取引履歴:約定毎の取引手数料が分かります。

Bybit-Trading-spot-14

以上でBybitでの仮想通貨現物・BTCUSDTトレード操作方法は終わりです。

Bybitの仮想通貨現物取引はデリバティブ取引と併用して長期投資と短期投資に切り分けることで、サービス本来の価値を発揮すると思います。
Bybitへの登録はこちらから出来ます。

関連記事:Bybitの使い方・利用方法 - 利用手順が分かりやすく一覧表示されます。

本記事がお役に立てれば嬉しく思います。

脚注

脚注
1 2022-02-21現在。
2 例えば、USDT出金の場合、Binanceの手数料は35USDT、Bybitの手数料は10USDTになります。
3 2022-01-17 Bybitで購入したOMG現物が8日後に42%ドローダウンを体験済。
4 デリバティブ取引においてショートを勧めているわけではありません。ショートは高いリスクを伴う注文方法です。

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